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ヴィヴァルディとバッハ

8ヴィヴァルディ 歌劇『オリンピア』序曲 弦楽のためのシンフォニアRV.158 協奏曲Op.3-10(4つのヴァイオリンのための) 
J.S.バッハ 管弦楽組曲(序曲)第4番BWV.1069 カンタータ第42番~シンフォニア 3つのヴァイオリンのための協奏曲BWV.1064

トーマス・ヘンゲルブロック(指揮&Vn) フライブルク・バロック・オーケストラ

DHM箱の8枚目。バッハとヴィヴァルディの管弦楽作品を,序曲,シンフォニア,協奏曲の順番に,交互に配した構成となっている。

ヴィヴァルディは,バッハよりも7つ年上だが,ほぼ同時代人。片やヴェネツィア,片や北ドイツで,両者の直接の接点はあまり聞いたことはないが,ここでも両者の類似性よりも相違点の方が際立つ。快速テンポの中で,細かい音型を変化をつけながら繰り返していき,抽象的な音響としての面白さを追求しているかのようなヴィヴァルディに対して,歌謡的なメロディを基本にじっくりと対位法的展開を練り上げていくバッハ。バッハは若い頃、ヴィヴァルディの作品の編曲を手がけるなど、その音楽を徹底的に研究したそうで、それなりに影響はあるのだろうけれど、素人にはよく分からない。

演奏は,両序曲は,少し力が入りすぎの感もある(が,他は,気持ちの良い響きが楽しめる。なお,管弦楽組曲第4番が,トランペットやティンパニに入らない初版を使用しており面白い。

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