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ヴァイスとホフマン

Naxos8557716ヴァイス ソナタ第20番 第14番 J.ホフマン ソナタイ長調 ソナタニ短調
デュオ・シュワブ&アーラート
NAXOS 8.557716

NMLの新譜コーナーにあったものを何気なく聴いていたら気に入ってしまい、購入したもの。

ヴァイス(1687-1750)は、バロック後期を代表するリュート奏者、作曲家。生没年も近いし、お互いに交流もあったようなので、とりあえず「リュート界のバッハ」で覚えておくことにする。音楽は、後期バロックらしい峻厳なものだが、J.S.バッハよりも肩の力の抜けた聴きやすいもの。一方、ヨハン・ホフマン(1770-c.1814)は、モーツァルトと同時代の古典派期の作曲家でマンドリン奏者として活躍した人。音楽も古典派らしく、軽やかなメロディが耳に心地よい。

これらの曲を演奏しているのは、リュートとマンドリンのデュオという珍しい編成。ヴァイス作品は、楽器指定のない曲、おそらくリュート2台か、リュートとフルートのための二重奏曲を、リュートとマンドリンで演奏したもの。ヴァイスの活躍したドレスデンでは、イタリアからの演奏家がマンドリンを持ち込んだ時期でもあり、この編成も十分にありえるとのこと。ホフマン作品は、元は、マンドリンとバス(チェロを想定)のための作品。

このリュートとマンドリンという組み合わせがなんとも気持ちいいのである。渋めのリュートの音色と華やかでハスキー気味なマンドリンの音色の絶妙の絡み合い。リュートが支えに回ることが多いが、前面に出てくるときの括弧よさもいい。素直に音楽に浸れる素敵な1枚。

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Posted by: รถเข็นของ | October 05, 2015 at 04:53 PM

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