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ヴェルフルの交響曲

Caro_nits_cm0022005ヴェルフル 交響曲ト短調 交響曲ハ長調 ピアノとチェロのための大二重奏曲
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ

CARO MITISの新譜。ロシアのオリジナル楽器オケということで興味があって購入。

ヴェルフル(1773-1812)という作曲家、今はほとんど知られていないが、当時はベートーヴェンとライヴァルとして、相当の名声を誇っていた人だということだ。ベートーヴェンとピアノ対決をして引き分けたという逸話も残っている。
レオポルド・モーツァルトとミヒャエル・ハイドンに学んだということだが、この交響曲は、ベートーヴェンのような変革をもたらすものではなく、ハイドンの完成させた交響曲の形式を忠実に引き継ぐものだ。ただし、ありがちな「下手なハイドン」ではない。むしろ「進化したハイドン」とも言うべきで、非常に充実した作品。仕掛けのセンスのよさ、全体的なバランスなど後期ハイドンの様式、雰囲気をそのまま発展させたような感じで、ハイドンが好きな人なら間違いなくはまるし、ハイドン以上に面白いと感じる人もいるはずだ。残念ながら、ヴェルフルの残した交響曲は、この2曲ですべてということらしい(1曲はピアノ編曲版のみ残存)。

プラトゥム・インテグルムは、1993年に組織されたモスクワ音楽院古楽アンサンブルを前身として、2003年からこの名称で活動開始。ロシアを代表する古楽奏者の集まりらしい。アンサンブルは非常に充実しており、西欧の有名団体と十分肩を並べる実力。この曲も理想的な再現。今後も注目。

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Posted by: กระดูกทับเส้น | September 22, 2014 at 04:58 AM

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