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C.P.E.バッハのオーボエ作品集

Caromitis_cm0112004C.P.E.バッハ オーボエのための作品集
フルート、オーボエ、通奏低音のためのトリオ・ソナタ(BWV1036の編曲) オーボエ協奏曲変ホ長調Wq,.165 オーボエ・ソナタト短調Wq.135 オーボエ協奏曲ハ短調Wq.22

ウトキン(0b) エルミタージュ室内管弦楽団

ロシアの新興レーベルCARO MITISからリリースされたC.P.E.バッハの作品集。C.P.E.バッハの作品をまとめて聴いてみたかったことと、この新レーベルの興味があったことから購入。

まずは、ロシアのレーベルとはとても思えない、丁寧な装丁に驚かされる。ジャケットも綺麗だし、中身もオケのメンバー一人一人の写真が各頁の端に添えられるなど、洒落ている。録音、音質も最上級。SACD(ハイブリッド)にこだわる自信にも納得。

C.P.E.バッハの作品をまとめて聴くのは初めてだが、どれも魅力的な作品。この人が活躍した当時は、バッハと言えばこの人で、父J.S.よりもはるかに人気があったという。時代的には、バロックと古典派をつなぐところに位置するが、J.S.バッハとハイドンの中間といったとらえ方をするよりも、父の音楽を独自の感性で発展させた孤高の天才というとらえ方をした方が面白い。父の音楽から重厚さ、複雑さを排し、独特の和声感覚のメロディを中心にした魅力的な作品。2曲のオーボエ協奏曲の中間楽章のなんとも優美な歌など、何度聴いても面白い。

演奏は、ウトキンというロシアのオーボエの名手が、自分のために(?)若手を結集してオケを作ってしまったというちょっと怪しげな雰囲気がする出自のオケである。現代楽器によるものであるが、ウトキンもオケも腕は確かで、正攻法で曲の魅力を素直に伝えてくれる気持ちの良い演奏。ロシア訛りを期待すると裏切られるので、その方面の趣味の方(?)は注意。

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1 古楽」カテゴリの記事

Comments

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