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ユロフスキのショスタコーヴィチ

Pentatone_ptc5186068ショスタコーヴィチ 交響曲第1番 第6番
V.ユロフスキ指揮 ロシア・ナショナル管

息子ユロフスキが、プレトニョフのオケを指揮して、ショスタコの交響曲の中でもクセのある2曲を録音。2004年の録音とのこと。

よくスコアを読みこんでいるな、と感じる演奏である。細かいところまで配慮が行き届いている。各楽器のバランスも工夫している。オケもなかなか上手で、特に弦楽器のソロなど、とても上手い。この演奏で成功しているのが、特に、緩徐楽章。1番の後半や、6番の1楽章など、ゆっくりとしたテンポをとりながら、びっくりするくらい美しい響きを再現し、忘れがちなショスタコーヴィチの一側面を気づかせてくれる。これに対して、速いテンポの楽章は、オケの爆発力もなかなかだし、悪くはないのだけど、少し平凡か。

ユロフスキは、まもなくロシア・ナショナル管の主席客演指揮者に就任する模様。コンビが練れてくれば、かなりのハイレベルの演奏が期待できそうだ。

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