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ケーゲルのショスタコ6番、14番

4033008903727ショスタコーヴィチ 交響曲第6番 第14番
ペトレスク(s) タシュラー(bs) ケーゲル指揮 ライプツィヒ放送響

ケーゲルの6番と14番。1972年と73年の良好なステレオ録音。

まず6番だが、これは素晴らしい演奏。私がこれまで聴いた中では筆頭にあげたいくらい見事な演奏。長い第1楽章が、大きな流れで一つの総体としてきちんと構成されているのが凄い。ドイツのオケの特色でもある豊かな弦楽器の音色を存分に用い、またテンポも柔軟に揺らしつつ、一気に聴かせる。第2楽章、第3楽章もきちんとしたテンポ、金管楽器の瞬発力も見事で、暴走することはないが十分に興奮できる音楽的なもの。素晴らしい演奏。

14番も名演と言っていいと思う。分厚い弦楽器を凄い迫力で聴かせ、打楽器にもかなりの強打を要求している。ソプラノが少し弱いのが玉に瑕か。それでもこの恐怖の曲の最も怖い表現の一つ。ちなみにドイツ語歌唱という点も貴重。

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