« エッシェンバッハのバルトーク | Main | サヴァールのボッケリーニ »

ケーゲルのショスタコ5番、9番

4033008903628ショスタコーヴィチ 交響曲第9番 第5番
ケーゲル指揮 ライプツィヒ放送響

ケーゲルのショスタコーヴィチ集より。この2曲は、1978年、1986年と比較的新しい録音。

まず、9番だが、これはいまひとつ。オケがノタノタしすぎ。この曲の特徴である軽快さが全くない。もう少し切れ味のあるオケで楽しみたいところ。

次に、5番。これは、かなり特徴のある演奏。おそらくケーゲルも幾度と無く演奏をしてきているのだろう、随所に独自の処理が聴かれる。面白いのはテンポの溜め。1楽章の中間部や、2楽章のホルンのテーマなどで、ここぞという場所でテンポを落とすのが面白く、なかなか効果的。全体に彫りの深い表現で、3楽章の響きも真摯なものだし、4楽章の運びもなかなかのもの。そしてラストに衝撃の「鐘」(これは正直、どうかと思うが…)。この曲の名盤の一つに数えられるべき、ハイレベルな演奏。

|

« エッシェンバッハのバルトーク | Main | サヴァールのボッケリーニ »

「7 ロシア(近現代)」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37863/8608095

Listed below are links to weblogs that reference ケーゲルのショスタコ5番、9番:

« エッシェンバッハのバルトーク | Main | サヴァールのボッケリーニ »