« ブリュッヘンの無伴奏 | Main | ホルンボーの交響曲 »

ワールトのワーグナー

861ワーグナー ニーベルングの指環 パルジファル トリスタンとイゾルデ (管弦楽抜粋)
ワールト指揮 オランダ放送フィル

寒くなってまいりました。大音響のオーケストラサウンドの毛布にくるまって暖まりたいなあ、などと思いつつCD屋さんをうろついていたら、ありました。強烈なジャケットの格好の獲物が。早速、捕獲。

このCDはかなりイケテいます。それぞれのオペラ(楽劇)を、1時間ほどの管弦楽組曲にまとめてしまった優れもの。名場面の抜粋風でなく、全曲が連続して演奏されており、むしろ交響曲を1曲聴いた印象に近いかも。それぞれに、題名がつけられていて、これも格好いい。指輪はAn Orchestral Adventure、パルジファルはAn Orchestral Quest、トリスタンはAn Orchestral Passion。そして、強烈なジャケット。3枚のCDそれぞれ常人にはついていけそうにないデザイン。ここに掲げたのは、3枚組みボックスの箱に使われている「パルジファル」のものですが、トリスタンのジャケットはさらに凄いです。

肝心の中身ですが、これはもう大推薦。私のようにオペラとか歌と縁遠い人にとっては最高のワーグナー・アルバムではないでしょうか。管弦楽曲集なんてのは、昔からたくさんありますが、この編曲は、話の筋に沿ってまとめられていて、元曲の簡単なあらすじさえ頭に入っていれば、ワーグナーが音に込めた思いがびしびし伝わってきます。

|

« ブリュッヘンの無伴奏 | Main | ホルンボーの交響曲 »

3 ロマン派(除・北欧、ロシア)」カテゴリの記事

Comments

こんにちわ。いつも楽しく拝見させていただいています。
このCDは発売時の8年位前に購入しましたが、非常に良い演奏ですね。流れも非常にスムーズでヴァーグナーの世界にドップリと漬かる事が出来ます。この手のアルバムの中ではベストの出来の物だと思います。
ジャケット、リーブレットに収録されている写真はかなり強烈ですが・・・。

Posted by: i3miura | December 23, 2005 10:36 AM

こんにちは。コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、演奏も素晴らしいですね。このコンビはマーラーの交響曲でも話題になりましたが、ここでもバランスのよさと作品への熱い思いが両立しています。繰り返し聴いても飽きのこない演奏です。
この曲、日フィルで今年、演奏されたそうですね。生でも是非聴いてみたいです。

Posted by: ぼりす | December 25, 2005 10:24 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ワールトのワーグナー:

« ブリュッヘンの無伴奏 | Main | ホルンボーの交響曲 »