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コンチェルト・ヴェネツィアーノ

028947489528ヴィヴァルディ ヴァイオリンと2群の合奏の協奏曲RV.583 ヴァイオリン協奏曲RV.278
ロカテッリ ヴァイオリン協奏曲作品3-9
タルティーニ ヴァイオリン協奏曲D.96

カルミニョーラ(Vn) マルコン指揮ヴェニス・バロック管弦楽団

気づかぬうちに、ブログ開設から1年が経過していた。振り返ってみると、1年前は毎日ミャスコフスキーばかり聴いていたようだ。現在は、古楽を囓るのがなかなか楽しい。ということで、名手の呼び声高いカルミニョーラの新譜に手を出してみた。

確かに、この人、うまい。ヴァイオリンって、ここまで出来るの?というほど、あらゆる音符を見事に音にしていく。艶やかで明るい音色も気持ちいい。だけど、なんというか、これは音楽というより曲芸なんだよなって感じがする。コンチェルトなんだから曲芸の要素はあって当然なんだけど、音楽を犠牲にした曲芸は、少なくともCDで聴いている限りでは、なんとなくしらけてきてしまう。この演奏は、そこまでではないけど、感心はするけど感動はしないというか…。

それから伴奏、この人とこのオケ、有名どころなんですか?ちょっとユルくありませんか?私の好みからはちょっと外れます。

選曲は、ヴィヴァルディ、ロカテッリ、タルティーニというイタリア・バロックの大御所を集めたものですが、いずれもヴァイオリニストのための作曲家といった感じは否めないような気がする。それを超えてくる心地よさが感じられない。

ということで、このCDもしばらく熟成させてみます。
まあ、イタリアだからこんなものかな、とも思いますが、もっとシャキシャキ、キビキビしていて、それでいてガツガツしていないようなヴィヴァルディ、なんてのありませんか?


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Comments

「伴奏がユルい」とのこと。おっしゃる通りです。残念ながら、彼らはメジャーレーベルに移籍後に、この「ヴェニス・バロック管弦楽団」を設立したのですが、以前の鮮烈な彼らの演奏に比べるとまったくキレのない中庸な演奏になってしまいました。
というのも、CarmignolaとMarconは、90年代初めから、ずっと「Sonatori de la Gioiosa Marca」として競演しており、イタリアのマイナーレーベルから発売された彼らのデビュー盤である「四季」は、その鮮烈さで発売当時かなり話題にのぼりました(その後スイスのDivoxより再発)。
是非、彼らの初期の演奏(特に四季)も聞いて見てください。きっと満足すると思います。
それでは

Posted by: Sonatori | June 19, 2005 09:41 AM

Sonatoriさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
メジャー・レーベルに移籍すると、どうも演奏が面白くなくなるケースというのが、何故かよくありますよね。彼らの初期の演奏、探してみたいと思います。
古楽関係の情報はなかなか手に入らず、こうしたコメント、とてもありがたいです。
また遊びに来てください。

Posted by: ぼりす | June 20, 2005 07:07 PM

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