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ミンコフスキのラモー

028947755784ラモー シンフォニー・イマジナール
ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル

ラモーの歌劇中の曲をミンコフスキがオーケストラ用に編曲し、一枚のアルバムにまとめたもの。曲目は、以下の通り。

1) 歌劇 《ザイス》: 序曲
2) 歌劇 《カストルとポリュクス》: 葬送の情景
3) 歌劇 《エベの祭典》: エール・タンドル
4) 歌劇 《ダルダニュス》: タンブーラン I&II
5) 歌劇 《栄光の殿堂》: ミューズのためのエール・タンドル
6) 歌劇 《ボレアド》: コントルダンス
7) 歌劇 《オシリスの誕生》: エール・グラシュ
8) 歌劇 《ボレアド》: ガヴォット I&II
9) 歌劇 《プラテー》: 雷雨
10) 歌劇 《ボレアド》: 前奏曲
11) 6声のコンセール 第6番: メンドリ
12) 歌劇 《エベの祭典》: ミュゼット-タンブーラン
13) 歌劇 《イポリトとアリシ》: リトルネッロ
14) 歌劇 《ナイス》: リゴードン I&II
15) 歌劇 《優雅なインドの国々》: 未開人のダンス
16) 歌劇 《ボレアド》: ポリュムニアの入場
17) 歌劇 《優雅なインドの国々》

ミンコフスキという名前、古楽に疎い私でも聞くことがある。今勢いのある人のようだ。その人の新譜、しかも器楽作品ということで買ってみた次第。

冒頭にも書いたが、ラモーの歌劇中の曲のミンコフスキによる編曲集である。ミンコフスキは、ラモーの歌劇そのものを演奏し、録音も多いようなので、どちらかというと、バロック歌劇を敬遠している人に近づいてもらおうという啓蒙的な意図から作られたアルバムなのかもしれない。

演奏は非常にゴージャスである。作品もとても分かりやすいものが並べられており、多少似たような曲が多いような気がするものの、最後まで気軽に楽しんで聴くことができる。特に、速いテンポの曲での大迫力は、楽しめる。ただし、古楽っぽいものを期待していると裏切られるかもしれない。古楽器オケでも、モダンオケに負けない豪華な演奏ができますよ、といったことを主張しているかのようだ。否定的な言い方をすると、響きが厚ぼったいのだ。私の勝手な固定観念からくるものであろうが、これだったら、モダンオケを使った方が、という感じがしないでもない。

もっとも、この曲の原曲は、バロックオペラである。バロックオペラというものには全く触れたことがないので、一度オペラを知れば、このアルバムもまた違った聴き方ができそうだ。バロックオペラ入門のお薦めがあったら教えていただきたい(短くて分かりやすいの)。

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