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スウェーデンの木管五重奏曲

1019_2マッティンソン Coloured Flames
フルメリ  木管五重奏のための組曲
ベルツ  Winter Pieces 2 (冬の小品 第2)
ルーセンベリ 五重奏曲

アマデ五重奏団

20世紀のスウェーデンの木管五重奏曲を集めた一枚。レーベルはスウェーデンのdaphne。HPを開くと、a couple of rare birds in the record jungleなんて書いてあって、洒落ている。このCDの購入動機は、なんといっても演奏者が、先日紹介した見事なモーツァルトを聴かせてくれたアマデ五重奏団であること。

この木管五重奏団の特徴は、音色の方向性が同じことと、考え抜かれたバランスのよさ。今回のCDでは、とりわけ現代的なマッティンソン(1956生)とベルツ(1943年生)のどちらかというと前衛的な作品でその実力が如何なく発揮されている。特に、木管五重奏の新しい響きを作り出そうとするかのようなベルツ作品、決して分かりやすい作品ではないが、アマデ五重奏団の音色とバランスのマジックで一気に聴かせてしまう、説得力のある演奏。おそらく並みの五重奏団が演奏しても、うるさいだけで終わってしまいそうだ。

大御所フルメリの作品は、1973年の、割と晩年の作品。序奏とフーガ、サラバンド、シチリアーノと変奏、タランテラの4つの楽章からなる組曲。楽章名を見るだけでも分かるフルメリ・ワールド全開の分かりやすい作品。とりわけサラバンドの落ち着いた雰囲気は、この人独特のもの。

もうひとりの大御所ルーセンベリの作品は、1959年のもの。5楽章、20分強の作品である。個人的には、この人、いまひとつ馴染めない作曲家の一人。聴き込めば面白そうなのだが、なんとなく、硬いイメージがあってとっつきにくいのだ。今回も、すぐには音楽が心に入ってこない。またしばらくしたら聴き返してみよう。

フルメリとルーセンベリについては、先日のニールセンと同じような印象。多少うまくいきすぎている感もあり、もう少しゴツゴツしたアンサンブルの方が面白く聴けるかも。

先日のモーツァルトとこの録音、録音の時期は同じであるので、多分同一メンバー。だけど、写真を見るとフルートの女性が同一人物かどうかかなり疑わしいがいかがだろう。

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