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レニングラード現代音楽祭5

アレクサンドル・チャイコフスキー パヴァーヌ(5本のヴィオラのための)
バシュメト指揮 アンサンブル・ソリスト

ピョートル、ボリスに次ぐ第3のチャイコフスキー。この人、この音楽祭の仕掛け人の一人であるらしく、6枚全てのCDのブックレットの1ページ目に笑顔の写真が載っているが、何故か肝心のプロフィールがない。写真からすると、割と若そうだ。曲は、1本のヴィオラを他の4本のヴィオラが伴奏するような感じの10分ほどの曲。全編ゆったりしたテンポで、祈り系の作品か。美しい瞬間はあるのだが、いまひとつピンと来なかった。

シュニトケ 合奏協奏曲第1番
バシュメト指揮 クレーメル、グリンデンコ(vn) アンサンブル・ソリスト

シュニトケの名作の一つ。大分前、クレーメルらのDG盤が評判になり、シュニトケ・ブームとも言うべき時代があったが、15年くらい前の話だろうか。冒頭のプリペアド・ピアノ、途中の弦楽器の早弾きの応酬など、新鮮な響きに事欠かない。ライブ録音だけに、その緊張感がさらに楽しめる。

バラカウスカス 5つの断章「オペラ・ストラメンターレ」
ドマルカス指揮 リトアニア・フィル

バラカウスカスは、1937年生まれのリトアニアを代表する作曲家。最近、ナクソスから、この人の新譜が出ていた。その帯には、リトアニアのメシアンかなんか書いてあったと思うが、この曲は、割とうるさいし、いかにも現代音楽って感じもしないではなく、何となく散漫な感じが否めない印象。ブックレットには「9楽章」とあるので、おそらくこの演奏は抜粋だろう。

リーム バリトンとオーケストラのための「狼の歌」
ザルテル(bs) ドミトリエフ指揮 レニングラード・フィル

リームは、名前をたまに聞くので相当の大御所かと思っていたが、1952年生まれの比較的若い作曲家。しかし、現代ドイツを代表する作曲家の一人だろう。私は初めて聴く作曲家なのだが、この曲はかなり気に入った。音響は現代的だが、難解さはなく、言いたいことがよく伝わってくる感じ。どちらかというと古典回帰型の作曲家なのだろうか。この人の他の作品も機会があれば聴いてみたい。要チェックの作曲家だ。

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Comments

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