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ファウストのドヴォルザーク

794881752720ドヴォルザーク ヴァイオリン協奏曲 ピアノ三重奏曲第3番
ファウスト(Vn) ビエロフラーヴェク指揮プラハ・フィルハーモニア
ケラス(Vc) メルニコフ(p)

最近、若手ヴァイオリニストの活躍がめざましいが、このドイツの女流のイザベル・ファウストも気になっていた人のうちの一人。これまで聴いていなかったドヴォルザークの協奏曲の新譜が、結構好きなビエロフラーヴェクのバックで出たので購入。

ドヴォルザークの協奏曲だが、あまり演奏されないのが不思議なくらいいい曲だと思う。冒頭のテーマもかっこいいし、第2楽章の歌もドヴォルザークの魅力がいっぱいである。第3楽章の軽快な主題に胸が躍らない人はいないだろう。曲の終わり方は、この人らしく、あれれ?なところはあるが。

ファウストのヴァイオリン、第1印象は、楽器がよく鳴るなあ、といったところ。艶やかで輝かしい音色は、見事というほかない。テクニックも万全だし、音色の魅力によりかかることなく、しっかり音楽を作っているのも好ましい。それにしても、この音色にドヴォルザーク、ぴったりだと思う。深々と歌いこまれる第2楽章の主題など、特に素晴らしい。
ビエロフラーヴェクの指揮するオケの柔らかな響きも美しく、ファウストのヴァイオリンを見事にサポートしている。

併録のピアノ・トリオだが、これも見事な作品。ドヴォルザークっぽい田舎っぽさは少なく、硬派な作品。
これも演奏が素晴らしい。それぞれソリストとしても活躍する3人が、実力をいかんなく発揮しており、バランスもとてもいい。特に、メルニコフのセンスのよいピアノが光る。

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