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ロザリオのソナタ

4909346716773ビーバー ロザリオのソナタ
マンゼ(Vn) エガー(Og、Cemb)

突然ですが、ビーバー。先日、プラッゲの曲を聴いたときに、中世の音楽の話が出てきて、ちょっと聴いてみようかなと思ったときに、ちょうどタワーレコードのポイントカードが貯まったのを思い出し、これを使おうと、これまで立ち入ったことのない古楽コーナーへ。本当は、中世の音楽を聴こうと思ったのだけど、薔薇をあしらった素敵なジャケットに惹かれて、思わず購入してしまったのが、これ。バッハ以前の音楽は、ほとんど初体験です。

ハインリッヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644~1704)は、ボヘミア出身でザルツブルクなどで活躍した前期バロックの代表的作曲家。この「ロザリオのソナタ」は、この人の代表作の一つとのことである。
曲は、15曲のヴァイオリン・ソナタと1曲の無伴奏曲の16曲で構成され、演奏時間は2時間30分近くにも及ぶ大規模な作品。聖母マリアの生涯を15曲のヴァイオリンソナタで辿る意欲作だ。

早速聴いてみたが、これはとても気に入った。宗教的な題材だけに、終始厳かな雰囲気に包まれているが、ヴァイオリンの持つ可能性を最大限引き出しているかのような見事な扱い方で、全く飽きることのない、あっという間に2時間半である。15曲がそれぞれマリアの生涯の一場面を描いているが、その描写力も見事。伴奏がオルガンになったり、ハープシコードになったりするのも面白い。

演奏は、おそらくとてもいいのだろう。バロックヴァイオリンの繊細の音色に胸が洗われる気分。
これからは、古楽にも少しずつ手を出していこうか…。

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1 古楽」カテゴリの記事

Comments

はじめまして。
「ロザリオのソナタ」大好きな木曽と申します。
このマンゼの演奏はこの曲のCDとしては少々特殊で、
ほとんどチェンバロ(またはオルガン)の二重奏ソナタとして演奏されています。
通常は鍵盤楽器以外にもテオルボ、バロック・チェロなどが動員され、
厚みのある音でヴァイオリンを支えている演奏が多いのですが、
こういう二重奏もなかなか新鮮でよかったです。

私的にはこの曲の一番のお気に入りは、
グンナール・レツボア盤(ARCANA A24/25)です。
もし機会があればぜひ・・・

Posted by: 木曽 | April 26, 2005 09:09 PM

はじめまして。
木曽さんのHP、よくのぞかせていただいてます。
ロザリオは、二重奏が普通じゃなかったんですね。通常編成の演奏、是非聴いてみたいです。レツボア盤ですね。探してみます。
貴重な情報、ありがとうございました。また遊びに来て下さいね。

Posted by: ぼりす | April 27, 2005 10:09 PM

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