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ヴァインベルクの室内交響曲

vainbergヴァインベルク 室内交響曲第1番、第3番、第4番
ラフレフスキー指揮 クレムリン室内管

 ヴァインベルクは、ポーランド生まれのユダヤ人で
 ソ連で活躍した作曲家。
 ショスタコとの繋がりが深く、
 私もはじめはショスタコの交響曲第10番のピアノ連弾を
 ショスタコと一緒に演奏した録音で
 この人の名前をはじめて知った。
 ミャスには敵わないが、22曲の交響曲があるらしい。

 これまで私が聴いたことがあるのは、
 交響曲の7番と12番にヴァイオリン協奏曲。
 交響曲に関しては、下手なショスタコといったイメージ。
 ヴァイオリン協奏曲は、コーガンのハイテンションが
 印象に残っているけど、
 作曲家としては、例えばシュニトケやボリ・チャイと比べても
 少し落ちるのかな、と思っていた。

 今回購入したのは、ラフレフスキーのミャスを探したけどなくて
 これを見つけてしまい、おもわず、といったところ。
 で、聴いてみたけど、これ凄くいい。
 いずれも1980年代以降の最晩年の作品で、
 弦楽オケのための作品(4番はクラリネットソロ付)。
 1番は、ハイドン風の軽快さを狙った作品で、
 十分に響きが楽しめる。
 3番、4番はよりシリアスな作品。
 3番の鬱な感じは、ちょっと他の作曲家では味わえない魅力。
 4番の透明感も非常にいい。

 演奏は、クラーヴェスの大量の録音をしている
 ラフレフスキーとクレムリンのコンビ。
 何枚か持っているが、どれもハイレベルの演奏で、
 最近のシュニトケもよかった。
 この演奏も、とても丁寧で作品の本質をついている。
 室内交響曲1番はラフレフスキーが被献呈者だそうだ。

 ヴァインベルク、格上げします。見直しました。
 シャンドスの交響曲シリーズ、買う羽目になりそう。
 ヴァインベルクに関しては、ここ
 
 

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