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クヴァンダルの作品集2

クヴァンダル 二重奏曲(Vn,Vc) 無伴奏ヴァイオリンソナタ ダ・ロンターノ(アルトFl,p) 序奏とアレグロ(Hr,p) アリア、カデンツァ、フィナーレ(Vn,p) ステーヴの調べ(S,p)
ビャーネ・ラーセン(Vn)、アーネ・ヌヴァング(Vc)他

 AURORAのクヴァンダル作品集の2枚目。
 室内楽曲が中心におさめられている。

 二重奏曲は、ヴァイオリンとチェロのための楽しい作品。
 無伴奏ヴァイオリンソナタは、ハルダンゲル・フィドルを
 思い起こさせるような、重音を多用した響きが面白い。

 ダ・ロンターノはアルトフルートのための珍しい作品。
 うねうねした動きは、クヴァンダルな他の作品には
 みられない面かもしれないが、くすんだ響きは面白い。
 ホルンのための序奏とアレグロは、私の大好きな
 ホルン吹きであるヴェクレ女史による演奏。
 ただ、作品としては、いまひとつ面白みに欠けるかな。

 作品の出来としては、後半の2曲が優れていると思う。
 アリア、カデンツァ、フィナーレ(通販CD屋みたいだ)は、
 ヴァイオリンのための作品で、緊張感の高い曲。
 ステーヴの調べは、ソプラノのための歌曲。
 ステーヴとは、ノルウェー古謡のようなものか。
 2,3分の短い曲10曲からなり、
 親しみやすい民族的なメロディが、
 シンプルなピアノ伴奏にのって爽やかに歌われる。
 演奏頻度も比較的多い曲らしいが、
 それも十分うなづける。
 クヴァンダルの代表作の一つといっていいかも。
 

        

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