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ミャスコフスキー(22、26、24)

ミャスコフスキー 交響曲第22番、交響曲第26番、交響曲第24番
スヴェトラーノフ指揮 ロシア国立交響楽団

 交響曲第22番は1941年の作品。
 CDでは1トラックに全曲おさめられているが、
 おそらく3楽章形式の曲。
 ただし、全曲がアタッカでつながっている。
 内容は、ミャスの交響曲の王道を行く感じで、
 やや新鮮味に乏しいが充実した出来。
 
 交響曲第26番は、1947年の作品で、
 最後から2番目の交響曲。
 冒頭、意味不明の序奏があるが、
 それ以外は全楽章にわたって、
 分かりやすすぎる明るい旋律が並ぶ。
 なんというか、笑えと言われて
 無理矢理笑っているような風情があるんだよね。
 ミャスに明るい曲は似合わない。
 プロコの7番みたいな
 青少年向けの意味合いがあるのかな、
 とも思うけれど、技術的には難しい箇所は
 結構あるし(3楽章ではこのオケの弦の
 超絶合奏が聴ける)、果たして…
 まあ、これは失敗作かな?

 交響曲第24番は、1943年の作品。
 ショスタコ8番とか、プロコの戦争ソナタなんかと
 同じ頃の作品だけあって、戦争の影が
 色濃く落とされているといっていいだろう。
 これは傑作交響曲の一つだと思う。
 全曲にわたって緊迫感が途切れないし、
 第2楽章の頂点の金管の絶叫も胸に沁みる。
 静かに終わる幕切れもよい。
 既にナクソスのヤブロンスキー盤で
 聴いたことのある曲だが、
 丁寧さではヤブ盤の方が上。
 スヴェトラ盤はやや荒いが、頂点での迫力は
 このオケならでは。
 どちらも捨てがたい好演ですね。
 

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Posted by: Rosaura | July 17, 2014 06:45 PM

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